外貨建て資産の評価

外貨建て資産の評価

こんにちは、東京都文京区本郷三丁目駅徒歩4分の谷澤佳彦税理士事務所です。

相続税申告のお仕事をさせていただいておりますと、年々外貨建て資産が増えてきているのを感じます。
外貨預金をはじめ、株式、投資信託など、資産運用の幅の広がりを見受けられます。

外貨建ての資産であっても、円貨に転換して相続税申告を行います。
円貨転換に用いるのは為替レートです。
為替レート、外貨建て資産の円転換に用いるのはTTBと言われるレートです。
TTB、対顧客買為替相場です。
銀行等が顧客から外貨を買う際の為替レートのことです。
買為替相場があるのですから、売相場もあります。
TTSといいます。
TTBとTTS、数円の開きがあります。

ニュースで取り上げられる為替レートはTTBとTTSの中間です。
これをTTMといいます。

外貨建て資産を円貨に転換するには、銀行等に外貨を買ってもらうしかありません。
すなわちTTBのレート採用となるのです。

なお、TTB採用といっても、相続日のレートです。
相続税申告において、相続日と申告日で為替に異動があっても、考慮されません。

※税理士による文京相続相談室(谷澤佳彦税理士事務所)では、相続に関して初回無料面談相談を積極的にお受けしております。