手書の不動産登記簿

手書の不動産登記簿

こんにちは、東京都文京区本郷三丁目駅徒歩4分の谷澤佳彦税理士事務所です。

久々に見ました、現行の生きている不動産登記簿の手書き版を。
平成20年(Wikipedia情報ですが)に最新の不動産登記簿は電子化が完了しています。
閉鎖登記簿などは電子化されずに残っていましたが、令和3年から電子化が始まりました。

そのような環境下、今でも現行の不動産登記簿が電子化されず、手書きのまま残っていました。

今回の案件、同一の地番・家屋番号が複数存在していたため、電子化されなかったのでは、と推察しております。
共有物件で、持分を合計しても1にならない物件も電子化されていないと聞きます。

谷澤税理士事務所では、基本的に不動産登記情報は、法務局のコンピューターとリンクしている民事法務協会から、情報を取り寄せています。
今回の案件、家屋でした。
固定資産税の納税通知書には、登記簿で付された家屋番号の掲載がありました。
ところが民事法務協会で何度検索しても当該物件の登記情報にヒットしませんでした。
法務局に電話確認したところ、手書版が最新版であることが判明しました。
法務局に直接登記簿謄本を取り寄せ、登記情報の把握ができました。

相続における不動産、奥が深いものがあります。

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