不動産登記簿は不動産の履歴書

不動産登記簿は不動産の履歴書

標題の言葉は、とある不動産会社社長の言葉です。

仰せの通りです。

不動産の登記簿謄本(登記履歴事項証明書)を取得すると、現在の所有者や抵当権等の明細だけでなく、過去の所有者の異動状況、地目に異動状況などが記載されています。
人間で言えばまさに履歴書です。

相続において、亡くなった方から過去の情報を聞き出すことはできませんが、登記簿を見るとある程度のその不動産の過去を知ることができます。

現在、とある案件の不動産調中です。
現在の登記履歴事項証明書はコンピューター化された証明書以後の動きは見れますが、それ以前は手書き時代の登記簿謄本を見なければなりません。
手書きの登記簿謄本(既に閉鎖されているので閉鎖謄本といいますが)を法務局から取寄せ、相続人の財産異動の手掛かりを得ようとしています。

不動産の過去がわからない場合、履歴書たる登記簿謄本をご覧になって下さい。

※相続、相続に係わる名義書換のご相談は、東京都文京区本郷の谷澤税理士事務所までご連絡下さい。

2012年1月11日