最近の相続相談の傾向

最近の相続相談の傾向

最近の相続相談の傾向をお知らせします。

最近は相続税よりも、相続後の遺産分けにかかるご相談を多く受けます。
それも、まず民法の問題、すなわち法定相続人が誰なのか、という問題から入ることが多くなっています。
結婚しても1/3が離婚する時代、再婚が入ると、誰が相続人なのかわかなくなってしまいます。
国際結婚も増え、日本の法律だけで対応できないこともあります。
一通り話を伺い、細かい内容をお尋ねしても「よくわからない」などということも多々あります。

まずは戸籍を取得して、法定相続人を確定させなければなりません。
これが結構厄介です。
一般の方々には一生に数えるぐらいしか見ない書類であり、戸籍法の用語が理解しづらいこともあります。

相続人確定の後、財産を調査して、将来の遺産分けの検討です。

昭和までは昔の家督相続の考えが色濃く残っていました。
平成に入り、現在の民法の子どもは相続等分という考えが強くなる傾向があります。
相続に関する書籍も多く発刊され、各人の権利意識が強くなってきているのです。
長男だから家を継いで、財産を多くもらう時代ではありません。

揉め事(争族)になる前に是非、私ども専門家をご利用下さい。
報酬はいただきますが、戸籍の収集はスピーディーに対応したします。
そして遺産分け相談は、第三者の目で見て、アドバイスいたします。

※相続、相続に係わる名義書換のご相談は、東京都文京区本郷の谷澤税理士事務所までご連絡下さい。

2012年4月5日